スペルト麦芽とライ小麦(らしき)のアミラーゼ比較


小麦のフスマ(100g)を鉄フライパンで適度に好みで炒りました。

これをお茶だしパックに入れて、市販の麦茶パックのように使うとあっさりめの美味しい小麦麦茶になります。


水(600g)を加えて適度にコトコト煮込み、小麦麦茶を煮出しつつフスマに付着している残留デンプンをα(アルファ)化させます。

小麦デンプンなのでトロっとしてます。


70℃以下になってからスペルト麦芽を適度に投入したバージョン。


かき混ぜるとスーっとシャパシャパになっていき感動しました。

麦芽アミラーゼ凄いです。


70℃以下になってからライ小麦(らしき麦)を適度に投入したバージョン。※麦芽ではありません。


シャパシャパまではいかないもののシャパシャパっぽくはなりました。さすがアミラーゼ活性の強いライ小麦、かなり奮闘はしてくれてます。

結論、麦芽を使った方が断然効率が高い。


濾して糖度20%になるまで煮詰めて、ビンに入れて冷蔵しました。

パンの風味を濃くする魔法のエキス完成!

炒ったのが吉とでるか凶とでるか、原材料「小麦、水、塩」のみ究極のパン試作ライフに特濃エキスが加わり、完成への期待が高まりました。