フスマそぼろTA150(非加熱)
まん丸で密度の濃い白いコロニーは、コロニーが育つと中心から青い色に変わるので「青カビ(ペニシリウム属)」だとわかります。
これといった中心部がなく薄く白く広がるのが、クモノスカビ、ケカビの類なのでしょうか?ネット検索ではハッキリとした情報がなくて、いまいちよくわかりません。
でも、もっと色んなカビでカラフルになるかと思ってたんですけど、意外と少なく2種類しかいないように見えます。
カビは目に見えるので、そこだけ取って拡大培養すれば良いので純粋培養は簡単そうです。
餅麹TA145(非加熱) 8日目
捏ねたて常温放置のものには綺麗でわかりやすい「青カビ(ペニシリウム属)」が生えました。
表面に粘り気のある箇所がいくつかあって「枯草菌(バチルス属)」の繁殖も確認できました。
内部は酸っぱくなっていたので乳酸菌が内部で増殖していたようです。
餅麹TA150(非加熱) 12日目
捏ねてから10℃以下の場所に4日ほど置いてから常温(約17℃)の場所に移動したものです。
画像で言うと右下の方に青カビのコロニーが一つだけ出来たので取り除きました。その後のカビの発生は全くありません。「枯草菌(バチルス属)」も繁殖できずのようでした。
こうしてみると初期の低温があるかないかで結構な違いがあるんですね。