(左)ドイツのスペルト品種、(右)ノゲのあるスペインのスペルト品種
帯広畜産大学 のスペルト小麦研究室へご縁から足を運ぶことになりました。
日本で唯一、スペルト小麦の研究をしている大学研究室だそうで、小麦の詳しい話に胸躍りました。
交配はお手のものですし、DNAを調べたりも出来るそうです。
ハルキラリとスペルトを掛け合わせた新品種を直に見せてもらいました。
教授とは厳しいのかなと勝手に妄想して迷惑がられないか心配していましたけど、凄く親切に丁寧に教えていただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
教えていただいた中で、関係しそうな事をいくつか。
・スペルト品種の「オーバーカルマー」は数あるスペルト品種の中でも古い方だそうです。
・小麦の自然交雑率は数パーセントで殆どないそうです。
・小麦とライ麦が近くにあると交雑しやすいとネットでよく見ますが、ライ小麦が自然に生まれる事はないようです。