小麦のDON検査サンプル提出を行いました


デオキシニバレノール(以下「DON」という。)は、穀類(特に小麦、大麦及びトウモロコシ)の赤かび病の病原菌であるG.zeae及びその無性胞子を形成する不完全時代のF.graminearum、F.culmorumなどにより産生されるかび毒です。

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会・毒性合同部会での審議により、小麦に含有するDONの暫定的な基準値として、1.1 mg/kgが設定されています。

言うほど危険なかび毒ではありませんし、何千年も検査なしで小麦は主食でしたが、このご時世ですのでちゃんと検査を受けておきます。

早ければ3日~1週間内で、遅ければ約一か月忘れられていた事もありました。検査の結果が出てから新麦の販売を開始いたします。